数学の入試問題

Stage Ⅱ

標準的とされる入試問題を解けるようになるために必要なことは、

１．論理的に正しい変形が行えること

２．1つの式に対して様々な見方を持つことができるか

１と２は密接に結びついた力です。この力を養成し習得し高めるためには、がむしゃらにたくさんの入試問題を解けばよい

というわけではありません。入試問題は、『実力を測るもの』であり、『実力を高めるもの』ではないからと考えます。

前者の入試問題は、複合した内容を広く浅く問うものが多く、対して『実力を高める問題』は、論理、数学的事実などについて

「具体的に絞り込まれた問題」に取り組み考えを深め、整理していくことが重要です。

数学は「聞いてわかる」ことと「自分で解ける」ことに大きな違いのある教科です。そのギャップを埋めることが大変です。

また、「試験は時間により理解度を測る」という側面もある為、『受験テクニック』的なものも網羅して学ぶこと。